近現代中国考

見苦しき「習近平式」居座り外交 

特使を北朝鮮に派遣したのは良いが、日程を全く決めないままの見切り発車で訪問、北朝鮮側は「お呼びでない」とばかりに格上の要人二名と相次いで会談させたものの、それでも愚図愚図と居座っていますから、晩餐会まで催して、帰国せざるを得ない状況に特使を追い込みました。

トランプ大統領に威圧され、渋々「話し合いの姿勢」を見せたと言うのであれば全くの浅慮、繰り返しますが、大統領は小手先の誤魔化しが大嫌い、そして習近平国家主席の外交方針は、無定見で思い付きの域を出ません。

今回の特使派遣で、本気で北朝鮮側と話し合う意図があったかどうかは不明ですが、逆に浮き彫りになったのは、習近平主席とその周辺には、北朝鮮の権力中枢に繋がる人脈を持たない現実、心許ないこと限りありません。

一方で米国は、あの「狂犬」マティス国防長官が、場合によっては北朝鮮と話し合いに応じても良いと発言(記事1)、一体全体、中国と米国のどちらが、北朝鮮の宗主国なのでしょうか。


新体制が発足した中国、政治局常務委員と政治局員の顔触れは決まりましたが、それぞれの党職は任命が遅れています。

特に常務委員で決まっているのは、留任組(習近平、李克強)を除けば、党中央紀律検査委員会書記の趙楽際氏だけ、政治局員に範囲を広げても、


陳希(党中央組織部長)
黄坤明(宣伝部長)
丁薛祥(弁公庁主任)
蔡奇(北京市党書記)
李強(上海市党書記)
李鴻忠(天津市党書記)
陳敏爾(重慶市党書記)
李希(広東省書記)

に留まっています。

人事の停滞は、「役得は欲しいが責任は取りたくない」と言う小悪党の心理の表れ、分を心得ています。


そんな中、注目すべきは記事2)でしょうか。

それによれば、党中央精神文明建設指導委員会主任には、王滬寧政治局常務委員が就任した模様、此の重責を任せられるのは、この人物しかいません。

北京では今頃、「楽で旨みのある」党職を巡って、暗闘が繰り広げられていると思われます。

(続く)

記事1)北朝鮮が核・ミサイル開発やめれば、対話の機会も=米国防長官
https://jp.reuters.com/article/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%8C%E6%A0%B8%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8C%E3%81%B0-%E5%AF%BE%E8%A9%B1%E3%81%AE%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E3%82%82%EF%BC%9D%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%98%B2%E9%95%B7%E5%AE%98-idJPL3N1NN01K?il=0

記事2)習近平氏、全国精神文明建設表彰大会の代表と会見
http://japanese.cri.cn/2021/2017/11/17/181s267116.htm



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# by 4_kokintou | 2017-11-20 20:32 | Comments(0)

石破衆議院議員へ ~見苦しいですよ、もうお止めなさい~

虚仮脅しは得意ですが、本気の相手には負け犬の遠吠えしか出来ないのが、「核心」習近平「一強」の中国、日米印豪の連携に対しても不快感を表明するのが精一杯です。(記事1)

中国が「不満」とか「不快感」と言った表現を使った場合、例外なく「手が出ないから負け惜しみだけ言う」ことを指します。

後は知らんぷり、国家主席殿に決断力がありませんから、周囲もお茶を濁して終わらざるを得ないのです。


その中国が北朝鮮に派遣した特使(宋濤中央対外連絡部長)ですが、交渉相手が崔竜海党副委員長(朝鮮労働党政治局常務委員、国務委員会副委員長)、単なる党政治局員の宋濤氏とは格違い、「顔を洗って出直してこい」と言うのが北朝鮮側の真意、金正恩委員長は習近平国家主席と真剣に話し合う気は更々ありません。(記事2)

足元では中央銀行(中国人民銀行)が、経済改革が遅れれば「大きな危機」に直面すると警鐘を鳴らす始末、要は「地方政府や国有企業も含めた、中国共産党主導の国家ぐるみの不良債権隠しと資金横流しを改めなければ、国家経済は危殆に瀕すると言う、至極真っ当な意見が表面化しているのです。(記事3)

一方で、党中央紀律検査委員会が数多くの汚職を摘発し、赫々たる成果を挙げているにもかかわらず、反腐敗機関新設の動きが浮上(記事4)、旗振り役が党中央弁公庁と言えば、納得される向きもおられるかと思われますが、要は「習国家主席の側近による、党中央紀律検査委員会を監視する組織」です。

王岐山前紀律検査委員会書記(前政治局常務委員)の容赦ない摘発で、最も痛い目に遭ったのが、習近平主席の支持基盤たる地方ボス層、今回の人事異動で、習主席は子飼いを後任に据えることに成功しましたが、組織を掌握し、王前書記の影響力を排除するには時間がかかります。

そこで紀律検査委員の弱みを掴もうと言うのが、新組織立ち上げの真の理由、何と器の小さい「核心」でしょうか。


石破茂自民党衆議院議員殿。

総選挙の大勢が判明した時刻に、取材を受けられた御貴殿の表情、安倍総理に対する妬みと憎しみで歪んでいました。

見苦しいです、議席を減らせば自分に総理のお鉢が回ってくるとほくそ笑んでいたのでしょうが、それは「捕らぬ狸の皮算用」、思い通りの結果にならず、安倍政権が信任されことを示す結果に、悔しくて堪らなかったと拝察致しました。


しかし、与党の一員として、度が過ぎる程に足を引っ張ってどうするのですか。

トランプ政権が米国民の信任を得ていない云々に至っては、常軌を逸しているとしか言わざるを得ません。(記事5)

トランプ大統領は正当な手続きを経て、超大国米国の大統領に就任したのです。

全幅の信任を得ているのです。

石破氏も衆議院議員である以上、内閣総理大臣にある資格を有します。

その時に、トランプ大統領は貴兄に如何なる印象を持つか、想像に難くありません。


御貴殿の間違いは「自分の方が安倍より賢い、学歴も上、宰相としても相応しい」と思い込んでいる点にあります。

その見解が正しかったとしても、理性が感情に押し流された以上、その瞬間から国政における選良の資格はありません。

自負と誤認は似て非なるものです。

ですから、朝鮮半島有事の際に、邦人退避のために自衛隊を出動させるべきなんで言い出すことになります。(記事6)

現行法令が自衛隊の半島派遣を認めているかどうかは別として、北朝鮮との戦闘の最中でさえ、日本人(特に自衛隊)を見れば、見境なく攻撃してくるのが、南朝鮮人(韓国人)の国民性ではありませんか。

虎の子の自衛隊員を犬死させるのですか。

そもそも有事の可能性を抱える韓国に対しては、外務省が注意喚起の水準を引き上げれば済む話、「金儲けより身の安全」と宣言すれば、民間人は自然に出国します、それが日本のお国柄です。

石破茂氏の、国政からの速やかな退出を求めます。

(続く)

記事1)「インド太平洋戦略」に不快感=政治的で排他的-中国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111301011&g=pol

記事2)中国特使、金氏側近と会談 核・ミサイル開発協議か
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-615497.html

記事3)中国、経済改革遅れれば「大きな危機」に直面も=人民銀研究局長
https://jp.reuters.com/article/china-economy-debt-idJPKBN1DG0DT

記事4)中国、反腐敗機関を試験導入 地方で年末から
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22863700Q7A031C1EAF000/

記事5)石破氏「米政権は必ずしも全幅の信任得てないと認識を」
http://www.asahi.com/articles/ASKC561M8KC5UTFK00J.html

記事6)邦人退避、自衛隊活用を=自民・石破氏
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110900832&g=pol

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# by 4_kokintou | 2017-11-17 23:25 | Comments(0)

北朝鮮、次回ミサイル発射時期

米軍空母三隻が日本海から離脱、但し一隻がフィリピン海域に残りますので、まだ北朝鮮によるミサイル発射の「必要十分条件」は満たしていないと思われます。

中国も特使を派遣するそうですから、ミサイル発射は早くともその後と考えられます。(記事2)


その特使ですが、党中央対外連絡部長(宋濤党中央委員)は外交畑であるものの、北朝鮮には直接かかわったことがありません。

もう一点、得心が行かないのは、北朝鮮に派遣するなら、統一戦線工作部長(尤權中央委員)でなければ辻褄が合いません。


社会主義国家も含め、共産主義国は「身内」と「余所者」を峻別します。

同じ共産主義国の場合、国家を党が指導するため、それぞれの国家の政権党が接触する場合は「国境を越えた同志」の扱いとなりますので、統一戦線工作部が窓口となります。

従って対外連絡部の管掌は、日米の様な「帝国主義国家」、自ずと区別がある訳です。

今回、対外連絡部長を起用したのは、北朝鮮は「余所者」扱いと公言するに等しいのですが、それでも対北朝鮮の門外漢を送るのは異例です。

おそらく、統一戦線工作部長が李克強首相に近い人物であり、手柄を取られたくないとの心理が働いたのでしょうが、それ以前に習近平国家主席が身内ばかりを重用し、周囲を側近で固めたため、それ以外の派閥の連中がそっぽを向いてしまったことも大きいと思われます。

従って誰と面談するのか、何日間滞在するか、詳細は分からず終い、17日に訪朝するとだけしか公式発表がありません。

北朝鮮も、けんもほろろの対応に終始すると思われます。


その北朝鮮に、平昌冬季五輪への参加を拒む格好の口実が与えられました。

北朝鮮兵士の亡命騒ぎです。(記事3)

間違いなく遠からず、南朝鮮(韓国)の陰謀と言い出す筈、これで五輪不参加によって、文在寅韓国大統領の面子を潰すことが出来ますし、今回の冬季五輪から排除されそうなロシアに対し恩を売ることもできます。

とすると、順番で行けば、


「亡命問題は韓国の工作と非難」

「五輪不参加表明」

「腹いせに、そして五輪への各国不参加を促すため、ミサイル発射」


との段取りになるでしょうが、トランプ大統領が60日と言う制約を課していますので(記事4)、大統領の顔を立てる意味からも、それ以前に、韓国に対し難癖を付けることになります。


中国の特使を適当にあしらい、その直後に韓国を件の亡命騒動で責め、南に向かってミサイルを撃ち込む、その頃には米軍空母もフィリピン沖にはいないでしょうし、中国は標的が南シナ海の「中国領土」と認識するでしょうから。

(続く)

記事1)米空母ロナルド・レーガン、フィリピン海に 米海軍の空母3隻、朝鮮半島周辺離れる
https://jp.sputniknews.com/asia/201711164281357/

記事2)習氏、北朝鮮へ17日に特使 中国「党大会を説明」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2349854015112017EAF000/

記事3)北朝鮮兵が韓国亡命=銃撃受け負傷-板門店
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111300777&g=prk

記事4)挑発60日停止なら直接対話=北朝鮮核問題、外交解決条件か-米紙
http://www.afpbb.com/articles/-/3150033?cx_position=8



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# by 4_kokintou | 2017-11-16 21:14 | Comments(0)

流石は梶原誠記者! 日経でも大違い ~見習って下さい、中沢克二様~

トランプ大統領が東アジアサミットを「無断欠席」したと思ったら、間髪を入れず、中国製品に反ダンピング懲罰課税、中国を嘗め切っているとしか思えません。(記事1、記事2)


東南アジア歴訪中の安倍総理、中国首脳とは今月11日に習近平国家主席と(記事3)、同13日には李克強首相(国務院総理)と会談の席を設けていますが(記事4)、国家主席の随行者の筆頭が、党書記の秘書室長に相当する党中央弁公室主任(丁薛祥政治局員)であるところに、習近平「核心」同志による一強支配の歪さ(いびつさ)が現れていると思われます。

本当の敵と対する時、信頼できる人材が周囲に極めて少ない、そして実務は別の所(今回の場合は国務院)で仕切っている、この様な構図がうかがえます。


習近平体制が強固なものになったとの大方の見方に反し、小誌は習国家主席が身内の政治ボスを重用せざるを得ない状況にあり、そのため各方面から恨みを買う一方、権力中枢に対し距離を置き、面従腹背に徹しているため、極めて脆弱との持論を展開してきました。

論旨は異なりますが、ロイターもこれに近い見解を持ち(記事5)、習近平体制の終焉を仄めかし、毛沢東を礼賛するのも思想的に近いと言うよりも、権威にすがりたいとの思いの吐露であることをうかがわせる内容となっています。

別件にて、ニューズウィークは米国(トランプ大統領)による対中国包囲網の可能性について論じていますが、今回の外遊で、既に包囲網が構築済みであることが証明されたと思われます。(記事6)


赤川省吾、梶原誠両記者に免じて、今回の不当な購読料値上げには目を瞑りますが、来るべき消費税率引き上げの際に、火事場泥棒的に再値上げしたら、今度は容赦しませんから、フィナンシャル・タイムスを高値掴みしたのは、日経新聞の判断の誤りですので。


同紙10月27日付朝刊記事「中国マネー 賢くなったか」をご一読頂ければ幸甚ですが、中国系資本の動静を読むうえで大いに参考になります。

冒頭、「(中国)政府が資本の流出に歯止めをかけた」事実を認めたうえで、最近はその規制も緩和傾向にあり、実例として「中国企業によるオーストラリア企業の買収」急増を挙げています。

また、「米投資家がしり込みする怪しい新興企業にも、気前よく投資してくれる」ため、陰で「ダム・マネー」(金遣いも分からない馬鹿)と嘲笑している事実が紹介されていますが、資金運用のイロハも知らない中国系金満家が、カモにされている様が見て取れます。

事実、「中国の対外買収で問題がなかった比率は32%止まり」との民間調査企業の指摘があり、GDPの165%に及ぶ中国企業債務の実態と来年は185億ドル、2020年には308億ドルに達する債務償還の規模を踏まえた場合、中国の現体制が東京五輪まで持ちこたえられるのか、大いに疑問です。

渦中のベネズエラに対する債権額が200億ドルに上る点も鑑みると(同国の債務総額は1,300億ドル)、今の中国が成り立っているのは、ひとえに「国際金融界の中国に対する与信管理が甘いから」、FRBが利上げ路線を継続する限り、与信管理も厳格化されますから、その時の備えの無い中国は間違いなく窮地に立たされます。

(続く)

記事1)トランプ米大統領、東アジアサミット欠席=会合遅れ、帰国の途に
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111400897&g=use

記事2)米商務省、中国製合板への相殺関税を最終決定 中国は反発
https://jp.reuters.com/article/usa-china-trade-idJPKBN1DE095

記事3)日中首脳会談
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page1_000432.html

記事4)日中首脳会談
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page11_000057.html

記事5)中国の習主席、盤石な権力で「詰む」可能性
https://jp.reuters.com/article/lloyd-china-idJPKBN1D205K

記事6)トランプのアジア歴訪で中国包囲網を築けるか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8820.php

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# by 4_kokintou | 2017-11-15 22:05 | Comments(0)

外交失策が命取り、没落必至「習近平の中国」

毎度ながら、本題に入る前に、少し寄り道します。


米越首脳会談が開催、ベトナム戦争で対峙した両国が、互いに恨みを呑み込んで(日本を仲介に)接近、今ではベトナムが親トランプ陣営の一翼を担い、中国に楯突いています。(記事1)

米国も南シナ海問題で仲介の用意があることを表明、訪中時には黙っていましたが、同海域で中国が我が物顔でのさばることを拒否する考えを仄めかしています。


韓国の文在寅政権、年内にも対日関係が改善できると高を括っている様子ですが、その楽観論は何を根拠にしているのでしょうか。(記事2)

記事を読む限り、中国に「入貢」して、習近平国家主席の覚えも目出度かったから、その「葵の紋所」のご威光で、日本もひれ伏すと考えているのでしょうか。

中韓関係が好転したのは、中国への外貨準備横流しを全面的に受け入れ、中国の了解なしには米国と安全保障面で共同歩調を取らないと約束したから、間違いなく「全面降伏」です。

日本は「習近平の中国」を怖れていません。

その証拠に、日米首脳会談で、中国が北朝鮮に対し働きかけるべきとの点で一致したことを咎めていますが、中国の嫌がることを日本政府は何ら躊躇なくやってのけています。(記事3)

換言すれば、中国は日本に対しても「口先外交」しか出来ない、その点で実効性のある恫喝が可能な韓国とは、状況が根本的に異なります。


文大統領が中国から了解を取ったもう一つの点は、国内の政敵への意趣返し、先に朴槿恵前大統領に嫌がらせをしていますが、今回は李明博元大統領を標的に、報復に出ています。(記事4、記事5)

個人的遺恨を晴らし、政権の人気回復の一石二鳥を狙ったのでしょうが、その言動は稚拙と言うか国家元首に相応しくないと言うべきか、いずれにせよ国政の舵取り役には不適当です。


今回のトランプ訪中は、習近平国家主席にとって、外交的に大成功だったとか。

色眼鏡で見れば、その様な見方も可能でしょうが、政治の世界で成果とは、「懸案事項に根本的解決策を与える」こと、その観点からすれば大失敗です。


貿易赤字で五月蠅いから、飴でもしゃぶらせて宥めておこうと言う姑息な考えは、トランプ大統領には通用しません。(記事6)

その場で話を台無しにしたくないから黙っていただけで、米国の対中貿易赤字は3,500億ドル弱(2016年)、邦貨換算で40兆円を超えますから、これは完全に構造的問題、今回の様に毎年30兆円程度の買い付けをすれば、米国も黙っているでしょうが、そんなことを続ける体力は、今の中国に残っていません。

日系企業を筆頭に外資が中国市場から徹底を続け(記事7)、ペトロチャイナの株式が売り浴びせられる状況下(記事8)で、トランプ大統領は人民元相場操作やダンピング制裁(記事9)、それに通商法301条の切り札を手放してはいません。


その場しのぎで大統領が満足する筈もありません。

(続く)

記事1)南シナ海問題仲介に意欲=米越首脳、北朝鮮問題など協議
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111200299&g=use

記事2)対日関係「年内にも回復」=韓国首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111001324&g=pol

記事3)日米首脳に不快感=中国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110601082&g=use

記事4)元国防相を逮捕=ネット世論工作指示か-韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111100173&g=int

記事5)李明博氏、文政権を批判=政治工作疑惑には答えず-韓国
http://www.afpbb.com/articles/-/3150247?cx_position=9

記事6)中国の対米黒字が高水準=トランプ氏、不満表明へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110800917&g=use

記事7)ニコン、中国カメラ工場閉鎖を発表 100億円の固定費削減見込む
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22865260Q7A031C1EAF000/

記事8)世界史上最大の株価下落-時価総額90兆円余り失い、なお底見えず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-30/OYM9KY6K50XW01

記事9)米アルミ関税に反発=「強烈な不満」表明-中国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102900353&g=int

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# by 4_kokintou | 2017-11-13 21:17 | Comments(0)

文在寅の正体 ~進歩的左翼の衣を纏った腐儒~

訪日の際に大いに歓待されて意を強くしたドゥテルテ比大統領、外交の舞台がAPEC(議長国ベトナム)に移るや大活躍です。

APECの次が自国でASEANと言うこともあり、張り切るのも無理はありませんし、日米(安倍総理、トランプ大統領)の後ろ盾がありますので勇気百倍です。

大統領に同調し、中国には南シナ海問題で居丈高に出ています。(記事1、記事2)

プーチン露大統領とも会談したそうですが、大統領は日米と近しい間柄ですから、恙なく話は進行したものと思われます。(記事3)


今回のトランプ大統領の外遊中、文在寅韓国大統領がしたことは、同盟国側から言えば背信そのもの、やはり宗主国と仰ぐ中国には逆らえないと言う、前近代的精神構造を吐露して余りある醜態でした。

軍事面(THAAD)と財政面(通貨スワップ協定)で、習近平国家主席に対し全面降伏したの既報通り、同盟国米国の武器配備や、自国外貨準備の中国への横流しを全面的に認めたうえで、韓国は何を勝ち取ったのか、「竹島と従軍慰安婦の件で日本に当てこすりたいけれど、単独では心許ないので、中国も南シナ海問題で米国の神経を逆撫でして欲しい」、これだけです。

要は、日本に噛みつけば支持率も政権も安定するとの読み、それで通るならば、韓国社会の荒廃は尋常ならざるものがあると言わざるを得ません。

今回の中韓首脳会談で、「中国の戦略的安全利益を損なう考えはない」と明言させられた方が屈辱的と考えられますが(記事4)、年内に何故、わざわざ訪中しなければならないのか(記事5)、それは差し出す「みかじめ料」を習国家主席と交渉しなければならないからです。

公共分野も民間部門も資金繰りに苦しい点では同じ境遇の両国ですが、脅す側は中国で毟られる側は南朝鮮(韓国)、いずれも年末を控えてギリギリの談判に及ぶことになります。

それでも、文大統領の黒子的存在たる韓国系財閥を生き永らえさせるには、中国国内で事業活動を妨害されないことが絶対条件、大統領に拒否と言う選択肢はありません。

しかも、それまで忠勤に励む必要があり、日本を含めた合同演習への傘下は拒絶(記事6)、但し軍を掌握していませんので、米韓演習まではお付き合いせざるを得ません。


哀しい国です、韓国。

(続く)

記事1)ドゥテルテ氏、トランプ氏擁護「グローバル化の被害者」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2333092010112017000000/

記事2)APEC首脳会議開幕へ ドゥテルテ比大統領、南シナ海問題で「中国の真意を問う」
http://www.sankei.com/world/news/171110/wor1711100021-n1.html

記事3)ドゥテルテ大統領がプーチン大統領や習近平国家主席等と会談へ
https://portal-worlds.com/news/philippines/12135

記事4)習主席、文在寅韓国大統領とベトナムで会談
http://japanese.cri.cn/2021/2017/11/12/241s266928.htm

記事5)文大統領、来月訪中=北朝鮮核「対話で解決」-中韓首脳
http://www.afpbb.com/articles/-/3150205?cx_position=4

記事6)韓国「日米韓演習」拒む 自衛隊展開に警戒感
http://userconf.exblog.jp/entry/?draftid=2029416

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# by 4_kokintou | 2017-11-12 23:12 | Comments(0)

進み出る日本、時代錯誤の中国、思考停止する韓国

米韓首脳会談の所要時間が僅か26分であったことが判明(記事1)、これでは挨拶か世間話と変わりなく、トランプ米国大統領は文在寅韓国大統領を最初から見限っていたと判断せざるを得ず、ましてやFTAなど話題に上らなかったと推測されます。(記事2)

参考までに、天皇陛下と比大統領の会見時間は25分、トランプ大統領とのそれは30分です。

文大統領も米国側の厳しい視線には気付いていたらしく、トランプ訪韓直前に、形式的に完全に失脚していながら、今も隠然たる影響力を持つ朴槿恵前大統領を叩こうとしています。(記事3)

とどのつまり、小物なのです、文在寅氏は。

日本とか朴前大統領とか、手出ししない相手にだけ居丈高に対しますが、その実、日本と前大統領の報復を恐れているのが、他ならぬ文大統領なのです。


北朝鮮がミサイル発射を強行するかどうかを判断する要因として、「日本近海で米海軍が展開しているかどうか」も、最近になって浮上してきました。


報道によると、今月6日まで日米印の合同海上演習が日本海で実施され、更に米空母三隻が参加する大掛かりな演習も同11日から14日の日程で予定されています。(記事4、記事5)

とすると、演習が終了する11月14日まで、北朝鮮は沈黙を守る筈ですが、米海軍機動部隊が去れば、ミサイル発射に踏み切るとみられます、習近平国家主席の面子を潰すためにも。(記事6)


今回の外遊でトランプ大統領は習国家主席に対し、北朝鮮との交易全面禁止を求めましたが、これは中国側が拒否(記事7)、習近平主席の支持基盤たる党地方幹部の権益を損ねるからです。

その代わり、対北朝鮮問題で圧力を強めることを求め(記事8)、最終的に朝鮮半島の非核化に関して言質を取ることが出来ました。(記事9)

にもかかわらず、トランプ氏が帰国した直後にミサイル発射をされては、何らかの対応を取らざるを得ませんが、それは貿易全面禁止拒絶の一件からも無理なのは明らか、とすれば米国は「中国頼むに足りず」と独自制裁を打ち出し、結果的に中国に打撃を与えることは明らかです。


貿易赤字を補填し最上級の接待をすれば事足れりと思っている習主席、御貴殿は乾隆帝ではなく、ラスト・中国共産党エンペラーです。

(続く)

記事1)商談で終わった26分間 事実上のコリア・パッシング、文在寅大統領のサプライズは空回り
http://www.sankei.com/world/news/171108/wor1711080044-n1.html

記事2)米、FTA見直し引かず 首脳会談 韓国は不満解消へ武器輸入
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2320616007112017FF2000/

記事3)朴前大統領に新たな裏金疑惑=元側近2人、収賄容疑で逮捕-韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110300488&g=int

記事4)日米印が日本海で6日まで共同訓練、米空母レーガンも参加
https://jp.reuters.com/article/us-japan-india-navy-idJPKBN1D70FP

記事5)米3空母が演習、西太平洋で11日から 海軍発表
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2327978009112017EAF000/

記事6)北朝鮮に新たなミサイル実験の兆候─韓国情報機関
https://jp.reuters.com/article/nk-missile-idJPKBN1D210P

記事7)中国、北朝鮮との貿易遮断を拒否
https://this.kiji.is/300947149042156641?c=39546741839462401

記事8)米大統領、対北朝鮮「解決策ある」 中国に圧力要求
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2328005009112017MM0000/

記事9)トランプ氏、北への対応「責任ある国家連携を」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171109-OYT1T50061.html

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# by 4_kokintou | 2017-11-09 21:58 | Comments(0)

行き場を失う文在寅、照準を定める金正恩

いずれ必ず取り上げますので、10月27日付日本経済新聞朝刊がお手元にあれば、梶原誠記者の記事「中国マネー 賢くなったか」を予めご一読頂ければ幸いです。


袋小路に陥った文在寅大統領、まさに八方塞がりです。

北朝鮮に対する提案は悉く無視され、あまつさえ平昌冬季五輪への参加申請すら未だ届かぬ始末(記事1)、冬季五輪に関しては韓国民の関心も低く(記事2)、散々な大会になることが予想されるものの、本当の悪夢は五輪特需が剥落する閉幕後です。


トランプ米国大統領が、文在寅大統領を見放しているのは、昨日(11月7日)の韓国国会演説と、本日(同8日)の非武装中立地帯視察中止からも明らかです。

国会演説でトランプ氏は、北朝鮮に対し堪忍袋の緒が切れるぞと脅しつつ、核廃棄をするなら直接対話も辞さないと含みを持たせていますが(記事3)、裏を返せば南北間で勝手に交渉するなと釘を刺している訳です。

更に非武装中立地帯視察の件では、ヘリコプターには搭乗したものの、到着直前で断念、人気取り政策の一環として、超大国の国家元首を利用しようと考えた文大統領の面子は丸潰れです。(記事4)

トランプ政権は今の韓国に対し、些かも信頼を置いていません。

それを忘れて自己顕示の道具に使おうとする文在寅氏の感覚が狂っている訳で、その証拠に日米より先行して訪中を模索するなど、正気の沙汰ではありませんし(記事5)、中韓には朝貢外交は存在しても、対等外交は有り得ないと解釈せざるを得ません。


対するに、トランプ大統領の「発信」を正しく受け取っているのが、金正恩委員長です。

今回のアジア歴訪の直前にも、大統領は金委員長との直接会談の可能性に言及していますが(記事6)、これに対し北朝鮮は頼まれもしないのに非核化協議に言及(記事7)、そして米国上院が北朝鮮追加制裁法案を可決し(記事8)、日本政府も歩調を合わせるかの様に制裁を強化しても(記事9)泰然としていられるのは、「プーチンのロシア」と言う抜け道があるからです。(記事10)


文在寅大統領へ、何でこんな簡単なことが理解出来ないのですか。

(続く)

記事1)平昌五輪、最多92カ国・地域が参加申請 北朝鮮は含まず
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK40563_02112017000000/

記事2)平昌冬季五輪、まずは国民から盛り上がろう
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/02/2017110200942.html

記事3)「我々を試すな」 24年ぶり、韓国国会で演説 核放棄なら対話用意
https://mainichi.jp/articles/20171108/dde/001/030/073000c

記事4)非武装地帯の「電撃視察」断念=悪天候で米大統領-韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110800355&g=use

記事5)文大統領、年内にも訪中=日中韓首脳会談に先行か
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110500389&g=int

記事6)トランプ米大統領、金委員長との会談に含み 「扉は開いている」
http://www.afpbb.com/articles/-/3149408

記事7)非核化協議「夢にも見るな」 北朝鮮、米国をけん制
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2311558004112017EA2000/

記事8)北朝鮮制裁法案を可決=米上院委
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110800252&g=prk

記事9)資産凍結35団体・個人 北朝鮮追加制裁、政府が決定
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2317842007112017MM0000/

記事10)北朝鮮、ロシア経由で制裁破りか
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/257368

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# by 4_kokintou | 2017-11-08 20:47 | Comments(0)

亡国の道をひた走る韓国

結論から言えば、やはり南朝鮮(韓国)は、中国を宗主国と仰ぐ朝貢国に過ぎなかったと言わざるを得ません。

それを自覚しているから、日本に対して嫌がらせをしますが、日本だって黙ってはいませんし、その後ろには超大国米国が控えていますので、外交政策が支離滅裂になるのは当然の帰結です。

今回の外遊に合わせ、独自の対北朝鮮制裁方針を明らかにしていますが(記事1)、この様な小細工を弄して、果たしてトランプ大統領がどの様な感情を抱くか、分析していなければ怠慢以外の何物でもありません。


トランプ大統領が韓国に対し好意を抱いていないのは、国賓にもかかわらず、大統領が降り立ったのは米軍基地、そして最初に訪問したのが在韓米軍司令部であることからも明らかです。(記事2)

因みに日本には、公式実務訪問賓客(国賓、公賓の次の三番目の待遇)として来日していますから、横田基地に降り立っても失礼には当たりませんし、北朝鮮の「挑発」を踏まえれば、準戦時下と見做すことも可能です。


文在寅韓国大統領が、国賓トランプ大統領を迎える晩餐会に、従軍慰安婦と称する女性を招待したり(記事3)、竹島近海で獲れたエビを料理に出すなど、日本側の感情を逆撫でする挙に出ていますが、これは「中国とは話を付けた」との認識が、文大統領にあるからです。

と言っても、中国側に三跪九叩して得られた一時の和解に過ぎず、奇しくも「降伏文書」と評されているのは偶然ではありません。(記事4、記事5)

通貨スワップ協定延長の名の下、外貨準備を強請られ毟られ、対中安全保障を骨抜きにしながら、米国の歓心を買おうと言うのは虫が良すぎます。

トランプ大統領が黙っているのは、この国に対して匙を投げているから、但し、最も親しい日本に対して貿易赤字に関して遺憾の意を述べたことから、疎遠な中韓に対してはより厳しい態度に出ることが予想されます。(記事6)


二股膏薬は結局、双方の不信を買って命取りになる、こんな簡単な理屈が分からなくなった国、それが韓国です。

(続く)

記事1)韓国が北朝鮮独自制裁 文政権下で初、米大統領の訪韓控え
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2313282006112017EAF000/

記事2)トランプ氏がソウル南方の米軍基地に到着、まずは在韓米軍司令部へ
http://www.sankei.com/world/news/171107/wor1711070038-n1.html

記事3)トランプ氏夕食会に元慰安婦=歴史問題クローズアップ-韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110700779&g=use

記事4)中韓スワップ延長で韓国「親中」続くか 中国から「降伏文書」要求される
http://www.sankei.com/smp/premium/news/171107/prm1711070001-s1.html

記事5)中国に「降伏文書」を差し出した韓国
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/110200136/

記事6)米大統領「対日赤字に不満」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2313306006112017MM0000/

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# by 4_kokintou | 2017-11-07 22:05 | Comments(0)

東京集結! トランプ党

10月29日から三日間の日程で、ドゥテルテ比大統領が来日、親日反中路線の大統領に対し、日本側も歓迎の姿勢を惜しまず、安倍総理に加え天皇陛下との会談の席も設けています。(記事1、記事2)

比大統領は律儀な所があり、大統領と安倍総理の間で相互訪問(シャトル外交)の約束が取り交わされていましたが、国内の治安問題で訪日を取り止めた経緯があり、今月12日からフィリピンでASEAN首脳会議(総理も出席)が予定されているにもかかわらず、その直前に訪日して帳尻を合わせた訳です。

勿論、順序を守るためだけに来日した筈もなく、対中包囲網の構築堅持を改めて確認したことは論を俟ちません。


ドゥテルテ氏と入れ代わる様に、日本に降り立つのがトランプ大統領、大統領は訪日後に韓国と中国に赴きますが、選りによってこの時期に、中韓が関係修復を公表(記事3)、懸案のTHAADに就いて、追加配備をしないとの言質を中国側に与えた文在寅韓国大統領、続いて国会では、韓国の了解なしには戦争を起こさせないと明言(記事4)、見事な内弁慶ぶりです。

トランプ大統領の訪日目的が、同盟の再確認ならば、韓国訪問は云わば詰問の旅、「習近平の中国」に尻尾を振るのか、自陣に留まるのかを糺すのが目的でしたが、韓国の方が先に答えを出してくれました。

それならばと、愛娘には来日させますが韓国訪問は取り止め(記事5)、話すことはないとの意思表示です。


中国では新体制が明らかになりつつありますが、まず訪中したのがメドベージェフ露首相、プーチン大統領の政敵で、露新興財閥の利益代弁者です。(記事6)

ですが、習近平国家主席にロシアの近しい勢力を支援出来るかどうか、大いに疑問です。

中国の新体制に就いては、稿を改めて考察する所存ですが、少数の見方の歓心を買うために、多くの敵を作ったと言うのが小誌見解です。

習国家主席も内弁慶、外交面では相変わらず口先抗議に終始するでしょう。

(続く)

記事1)両陛下、ドゥテルテ比大統領と会見
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22943100R31C17A0CR8000/

記事2)日・フィリピン首脳会談等
https://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201710/30philippines.html

記事3)中韓、関係改善で合意 THAAD問題は対話継続
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22914450R31C17A0MM0000/

記事4)韓国大統領、朝鮮半島で「軍事衝突させない」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22973550R01C17A1FF2000/

記事5)トランプ氏長女が訪韓取りやめ、訪問は日本のみ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/01/2017110102953.html

記事6)習近平国家主席がメドベージェフ首相と会談
http://j.people.com.cn/n3/2017/1102/c94474-9287923.html

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# by 4_kokintou | 2017-11-02 20:17 | Comments(0)



近代及び現代中国に独自の観点から考察を加えます