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国際情勢有為転変 ~今こそ、共産主義中国に真の共産主義革命を!~

進み出る日本、時代錯誤の中国、思考停止する韓国

米韓首脳会談の所要時間が僅か26分であったことが判明(記事1)、これでは挨拶か世間話と変わりなく、トランプ米国大統領は文在寅韓国大統領を最初から見限っていたと判断せざるを得ず、ましてやFTAなど話題に上らなかったと推測されます。(記事2)

参考までに、天皇陛下と比大統領の会見時間は25分、トランプ大統領とのそれは30分です。

文大統領も米国側の厳しい視線には気付いていたらしく、トランプ訪韓直前に、形式的に完全に失脚していながら、今も隠然たる影響力を持つ朴槿恵前大統領を叩こうとしています。(記事3)

とどのつまり、小物なのです、文在寅氏は。

日本とか朴前大統領とか、手出ししない相手にだけ居丈高に対しますが、その実、日本と前大統領の報復を恐れているのが、他ならぬ文大統領なのです。


北朝鮮がミサイル発射を強行するかどうかを判断する要因として、「日本近海で米海軍が展開しているかどうか」も、最近になって浮上してきました。


報道によると、今月6日まで日米印の合同海上演習が日本海で実施され、更に米空母三隻が参加する大掛かりな演習も同11日から14日の日程で予定されています。(記事4、記事5)

とすると、演習が終了する11月14日まで、北朝鮮は沈黙を守る筈ですが、米海軍機動部隊が去れば、ミサイル発射に踏み切るとみられます、習近平国家主席の面子を潰すためにも。(記事6)


今回の外遊でトランプ大統領は習国家主席に対し、北朝鮮との交易全面禁止を求めましたが、これは中国側が拒否(記事7)、習近平主席の支持基盤たる党地方幹部の権益を損ねるからです。

その代わり、対北朝鮮問題で圧力を強めることを求め(記事8)、最終的に朝鮮半島の非核化に関して言質を取ることが出来ました。(記事9)

にもかかわらず、トランプ氏が帰国した直後にミサイル発射をされては、何らかの対応を取らざるを得ませんが、それは貿易全面禁止拒絶の一件からも無理なのは明らか、とすれば米国は「中国頼むに足りず」と独自制裁を打ち出し、結果的に中国に打撃を与えることは明らかです。


貿易赤字を補填し最上級の接待をすれば事足れりと思っている習主席、御貴殿は乾隆帝ではなく、ラスト・中国共産党エンペラーです。

(続く)

記事1)商談で終わった26分間 事実上のコリア・パッシング、文在寅大統領のサプライズは空回り
http://www.sankei.com/world/news/171108/wor1711080044-n1.html

記事2)米、FTA見直し引かず 首脳会談 韓国は不満解消へ武器輸入
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2320616007112017FF2000/

記事3)朴前大統領に新たな裏金疑惑=元側近2人、収賄容疑で逮捕-韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110300488&g=int

記事4)日米印が日本海で6日まで共同訓練、米空母レーガンも参加
https://jp.reuters.com/article/us-japan-india-navy-idJPKBN1D70FP

記事5)米3空母が演習、西太平洋で11日から 海軍発表
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2327978009112017EAF000/

記事6)北朝鮮に新たなミサイル実験の兆候─韓国情報機関
https://jp.reuters.com/article/nk-missile-idJPKBN1D210P

記事7)中国、北朝鮮との貿易遮断を拒否
https://this.kiji.is/300947149042156641?c=39546741839462401

記事8)米大統領、対北朝鮮「解決策ある」 中国に圧力要求
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2328005009112017MM0000/

記事9)トランプ氏、北への対応「責任ある国家連携を」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171109-OYT1T50061.html

by 4_kokintou | 2017-11-09 21:58 | Comments(0)
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